※FRIDAY DIGITAL 2022年09月02日NEW
旧統一教会との関連が次々と発覚して大揺れの自民党最大派閥「清和会」が、いま、別の話題で騒然となっている。
「注目の的となっているのは、木村次郎衆議院議員(54)です。木村議員のところには女性の秘書がいたんですが……」
そう声を潜めるのは、「清和会」所属議員のもとで働くベテラン秘書だ。青森3区選出の木村議員は、祖父の代から続く代議士一家で育ったサラブレッド。もともと県庁職員だったが、’17年に兄を癌で亡くし、同年の衆院選で初当選を果たした。実直な人柄を買われ、今回の内閣改造では防衛政務官に抜擢されている。
そんな木村議員の事務所で、何が起きたのか。
「件(くだん)の秘書・Aさんは、木村議員の地元・青森の出身で、’17年の初当選後に上京して働き始めたそうです。素朴な人柄と真面目な性格で、秘書仲間からも評判は良かった。そんな彼女に最近、秘書業の傍ら都内の風俗店で働いているということが発覚したのです」(同前)
Aさんの副業が発覚した経緯は、次のようなものだという。
「別の議員のもとで働いている男性秘書が、Aさんに恋心を抱いていたようなんです。その男性秘書が居ても立っても居られず彼女の素性を探ったところ、勤務先がわかり、さらには源氏名でのSNSアカウントまで見つかった、と……。黙っていられなかったのか、8月中旬に開かれた秘書仲間の飲み会で彼はその事実を暴露したそうで、一気に広まりました」(Aさんをよく知る自民党秘書)
とはいえ、衆議院に届け出をして税金から給与が賄われる公設秘書と違い、私設秘書はあくまで「私設」だ。雇用している議員が特別な規定を設けていないのであれば、副業をしていても問題ないように思える。しかし、Aさんの騒動はこれだけでは収まらなかった。風俗店勤務発覚後、木村議員は何と、彼女を即刻退職させたのだ。